- しょうぼうげんぞう
- I
しょうぼうげんぞう【正法眼蔵】(1)真理を見通す知恵の眼によって悟られた秘蔵の法。
「仏の~, ねはん妙心の所をも迦葉ひとりこそ破顔微咲(ミシヨウ)し給ひしか/ささめごと」
(2)書名(別項参照)。IIしょうぼうげんぞう【正法眼蔵】(1)道元著の法語集。 1231~53年にわたるもので, 八七巻, また九五巻とも。 禅の本質・規範を述べた曹洞宗の根本経典。 永平正法眼蔵。(2)宋の宗杲(ソウゴウ)大慧の法語を侍者沖密慧然が集録した書。 六巻。 1147年成立。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.